公益財団法人 杉浦記念財団では、多職種協働にもとづく地域医療連携を推進する目的で毎年、研究・活動助成事業が行われてきました。今回、当法人の「心不全発症予防を目指した地域密着型啓発活動の実践」が助成事業に採択されました。

＜2024年7月11日　東京帝国ホテルで開催された財団助成授与式の様子＞

　今回助成対象となった活動は「心不全撲滅宣言2024」の一環として「ケアカフェ×絵本朗読で 市民の心へ強力にアプローチ！」と名付けられたプロジェクトです。当法人では本年8月に心不全予防啓発絵本「もしも心臓があつまったら」を出版する予定ですが、本年秋以降は道内各地で絵本朗読会を開催し、市民の皆さまを対象とした啓発活動を展開してまいります。

　心不全は高齢者に多い病気ですが、お孫さまやその親世代も含めたご家族皆さまで、大切な方の健康について考えていただく機会になれば幸いです。絵本朗読会の詳細につきましては、後日あらためてご案内申し上げます。